バスコレクション 京成バス「シャトルセブン」新旧カラー2台セット
NMです。
結構お久しぶりな更新だと思います。ネタはある程度あるのですが、別の壮大な文章を書かなければならないシーズンなのでこちらまで手が回りませんでした。
4月末に発売されたバスコレシャトルセブン2台セット。やはり地元ということで買わずにはいられるポチ…。まだ在庫もあるようなので、旬が過ぎないうちに掲載(汗
御開帳~!新カラーの方は新型いすゞエルガ(2PG-LV290Q2)、旧カラーの方は日野ブルーリボンシティハイブリッド(LJG-HU8JMGP)がプロトタイプになっています。
1両ずつ見ていきましょう~(以下車体加工済みです)
いすゞエルガ 2PG-LV290Q2 E705号車(江戸川)
今までバスコレでもよく製品化されていてある程度安定といったQ尺新型。ノーマルな仕様なので特に言うこともありませんが、しいて言えば印刷がキレイ!
ジオコレシリーズはタンポ印刷、インクジェット印刷ともに印刷のズレや乱れが多い印象でしたが、この新型エルガはズレやムラは目立たず、かなり綺麗な部類だと思います。
新型エルガ全般に言えることですが、クーラー前側の溝は色差しするとかなり目立っていい感じ。あとはリアのテールライト、縦に伸びる黒帯、窓枠断面の色差しとかをしておきました。ライトは相変わらず銀印刷がデカいのでちょっと黒を塗るといいかも?
実車写真(写真はE702号車)
2017年にシャトルセブン開通10周年を記念して導入された長尺の新型エルガ。新塗装は船をイメージしたピンク・紺・白のシックな塗装になり、車内も木目調のモダンなデザインとなっています。クリーム色の座席はバスコレでも再現。
日野ブルーリボンシティハイブリッド LJG-HU8JMGP E407号車(江戸川)
旧カラーのブルシチ長尺。車いすマークや前面グリル・ライト類、テールライトなど、一部を除いてインクジェット印刷になっています。複雑な模様ですからこればかりは仕方ないですね…。
走行システムばかりでなかなか発売されない印象があるBRCですが、造形はかなりいいですね。実車のカッコいい姿をきちんと表現してあります。LJG-/LNG-代特有のゴツいクーラーやACG-/BJG-とは異なる公式側のルーバーもちゃんと再現されています。
加工は窓枠断面とクーラー、ルーバーの色差し。また、緑色フィルムを用いてめちゃくちゃ濃いスモークガラスも再現してみたり。車体がかなり鮮やかでカラフルなので、ルーバーは純粋に黒で塗ってあります。
参考にならない実車写真。左からシャトルセブン旧塗装(E402号車・BJG-HU)、一般車化塗装(E407)、シャトルセブン新塗装(E409号車)です。
新型エルガの導入により在来車のほとんどが除籍され、現在は一般車化されたE406・E407、新塗装化されて予備車として動くE409の3両のみとなりました。
(2019/7/22追記:2019年7月にE406号車・E407号車・E409号車(いずれもLJG-HU8JMGP)が除籍されたとのことです。)
車内はハイバックシートが並び、スモークガラスにより落ち着いた車内はかなり快適な空間です。
新型、旧型共通で窓ガラスは黒色スモーク(実車は濃い緑色ですが、外からは黒く見えるのでいいのかも)、ISO10穴ホイールを履いています。新塗装・E705号車はフルカラーLEDで「環08 亀有駅」、旧塗装・E407号車は3色LEDで「環07 小岩駅」の表示。
ディズ〇ーランドの商標関連か、側面はどちらも葛西臨海公園駅始発の表示になっているのが面白いです(笑)
概ねとても満足なのですが、気になった点もいくつか
・新型エルガの逆テーパー窓
公式側の一部の窓の傾きがいくつか逆になっていました。どうやら新型エルガQ尺は全てそうなっているようですが、まったく治らない(もう治さない?)。
・ブルシチの前面窓
バスコレのブルーリボンシティはセーフティウィンドウがある関係で印刷されたクリアパーツがバンパー・ライトのすぐ上まで来ています。初出の走行システム都バスやバスコレ25弾などではほとんど気になる個体はなかったのですが…
左写真のように、シャトルセブンはなぜか隙間ができていました。ネット上を見ても隙間が空いている個体が多い印象…。
原因はクリアパーツ側およびボディ側のバリによるもので、当方の個体は左ライト上とクリアパーツのグリル下、「Express」ロゴの下あたりの3か所にバリができていました。これを削り落してあげると、ある程度クリアパーツとボディが「密着」するようになります。
あ、前面グリルは印刷になっています。
・ブルシチの前面バンパー
それともう一点、先ほどのBRCが3枚並んだ画像を見ていただければわかる通り、シャトルセブン用BRCは特注のバンパーが装着されている車両がほとんどです。ただし一部(E405、E408、E409)は通常のバンパーに銀塗装がされている車両がいます。
E407号車は特注バンパー。一方で特注バンパーの金型はなく、製品は通常バンパーになっています。それなら(BJG-代だけど)E405か、(角型テールライトだけど)E408・E409にした方が見た目の相違が生まれなかったのでは…?という重箱の隅を突く一言。
シャトルセブンのブルシチは車両ごとに「Shuttle 7☆ Seven」のロゴカラーが異なるので、何らかの理由で京葉線カラーであるE407にする必要があったのかな。
いずれにせよ、地元のバスが製品化されるということはとても嬉しいこと(笑)
めちゃくちゃカッコいい新型エルガ長尺とめちゃくちゃドギつカッコいい(?)ブルーリボンシティハイブリッドが手に入り、かなり満足でした。
以上です。
閲覧ありがとうございました!