仮停留所となったイオンモール幕張新都心バスターミナル
2021/10追記:TOKYO 2020 オリンピック・パラリンピック開催による規制の終了に伴い、現在は各路線ともルートが変わっています。ご利用の際は公式ホームページの情報などをご確認ください。なお、イオンモール幕張新都心の仮停留所は2021/10現在も使用されています。
お久しぶりです。
今回の更新は千葉県美浜区から。京葉線の新駅(新習志野駅~海浜幕張駅間)建設工事の影響で、バス停が移転・仮停留所となった「イオンモール幕張新都心ファミリーモール前」停留所と、TOKYO 2020大会によるルート変更の様子を記事にします。
2021年7月1日、京成バス新都心営業所ならびにちばシティバスはイオンモール幕張新都心発着路線のダイヤ変更を発表。イオンモール幕張新都心ファミリーモール前(以下:ファミリーモール前)の停留所移転を含め、大幅な改正となりました。
適当な図ですが、このように変化しています。写っている京葉線の線路周辺が新駅の予定地となり、従来のロータリーは新駅工事のため利用できなくなります。
この代替として、イオンモール幕張新都心の契約者用駐車場が仮設バスターミナルとして使用されることとなりました。
目立ったダイヤ改正内容は以下の通りです。(イオンモール関連路線のみ掲載)
【停留所追加】
「イオンモール幕張新都心アクティブモール前(降車専用)」
・イオン36(幕張本郷駅→ファミリーモール前)
・イオン65(海浜幕張駅→ファミリーモール前)
・稲91(稲毛駅→ファミリーモール前)
ほか
【短縮】
津46(津田沼駅~ファミリーモール前)
【休止】
イオン63(海浜幕張駅→ファミリーモール前 タウンセンター経由)
※ファミリーモール/グランドモールからの海浜幕張駅方向は引き続き運行。
【停留所通過】
「幕張メッセ中央」
「プレナ幕張」
「富士通」
「NTT」
「テクノガーデン」
・イオン65(海浜幕張駅~ファミリーモール前)
・稲91(稲毛駅~ファミリーモール前)
ほか
大きなトピックとしては、イオンモール系統の経路変更ならびに停留所通過が挙げられます。
ファミリーモール前の移設に加え、TOKYO 2020大会開催によるメッセ通りの通行止めによって幕張メッセ中央停留所が使用不可となったほか、プレナ幕張にも停車をしなくなりました。
さらにイオンモール周辺でも渋滞回避のための迂回運行が行われるため、途中の「蔦屋書店前」止まりの便が増加。ファミリーモールを発着する便は土休日に大幅に減少する形となりました。
(詳しい時刻表は京成バスホームページでご覧ください。)
例として、海浜幕張駅からイオンモール幕張新都心に向かうイオン65系統の大まかな路線図です。青色が従来、赤色が改正後となります。全体的に大きな経路の変更が見られます。
ここからはイオンモール系統改正前後の様子を写真で掲載していきます。
~2021/6撮影(改正前)
改正前のファミリーモール前。海浜幕張・幕張本郷駅発着の路線を中心に、数多くの便がやってきます。
こちらはちばシティバス。海浜幕張駅~イオンモールの各系統は京成バスと共管になるほか、稲毛駅からイオンモールまでの稲91系統もシティバスの管轄です。
イオンモールの南東、幕張メッセ中央を出発後右折する豊砂交差点。TOKYO 2020大会の交通規制期間は通行止めとなっており、ここをバスは通りません。
ファミリーモール前を出発後、グランドモール前までのショートカットルートとして用いられるバス専用路。こちらは平日および土日祝朝夜は改正後も使用されていますが、土日祝の日中は迂回のため使用されないようです。
イオンモール系統は、海浜幕張駅を出発後すぐに左折、幕張メッセ中央に向けて南下します。
使える写真がなかったので反対方向の右折を…
この後は改正後の様子です。
2021/7撮影(改正後)
停留所移転後のファミリーモール前バスターミナルです。未舗装の駐車場を利用した仮設のものとなりました。(ターミナルの面積は増えた模様です)
停留所ポールは従来の停留所に設置されていたものを移設した形になります。乗車列整理のため青色コーンで整列用のブースが設けられました。
従来のターミナルではポール付近に屋根が設置されていましたが、仮設停留所には屋根が設置されていません。バスを待つ際は屋内で待つか、熱中症・日焼けなどの対策が必要そうです。
海浜幕張駅に向けて発車するイオン63系統。原則として海浜幕張駅→イオンモールはイオン65、イオンモール→海浜幕張駅はイオン63系統として運行されます。
一部蔦屋書店前止まりの便、ならびにグランドモール前始発となる便も設定されました。利用の際は注意が必要です。(グランドモールで待っていれば間違いはなさそう。)
停留所移設により、アクティブモール前を通過して京成バス新都心営業所前の交差点を右折するようになりました。
海浜幕張駅を発車する便はこのルートですが、イオンモールを発車する土日祝の日中便はさらに迂回を行い、所要時間が10分ほど長くなっています。
メッセ通りを迂回するため、イオンモール線も海浜幕張駅発車後に直進するようになりました。ここは往路・復路ともに直進となります。一方で直進後にある「テクノガーデン」、「富士通」、「NTT」の3停留所は通過扱いとなります。
余談ですが、掲載のちばシティバス C508号車はC506・C507号車と合わせて側面の広告が剥がされました。(先に広告撤去前の写真が掲載されています。)バスマスクも装着されていないため、プレーンな姿を見ることができます。
以上、駆け足でしたがイオンモール幕張新都心系統の変化でした。当該系統に乗られる際、または撮られる際(?)は予めご確認ください。
閲覧いただきありがとうございました。
※この記事は個人が趣味で作成しているものです。京成バス・ちばシティバスとは一切関係がございませんのでご了承ください。この記事に関する企業様へのお問合せなどはおやめください。
※この記事は2021/7現在の内容です。バスご利用の際は最新の情報をお確かめください。また記事には不明確な情報を含む場合がございます。