「河原番外地」再訪
NMです。
初の「未分類」カテゴリに突っ込まれる記事となります(笑)
あまりにも家にいすぎて体が訛っています。この前恐怖心を抱きながら体重計に乗ってみたら1ヶ月で3kgも太っていました。
これは非常にまずい… ということで、外出自粛の政府見解「健康維持のための散歩はOK」に則って近場を散歩してみました。
散策に選んだのは「河原番外地」。東京都江戸川区と千葉県市川市・浦安市の間を流れる「江戸川」と「旧江戸川」の分岐点にある中洲です。
(国土地理院標準地図より引用)
この地図の中央付近が江戸川と旧江戸川の分岐点、その間にある中洲が「河原番外地」です。江戸川~旧江戸川沿いにある東京都と千葉県の県境を示すラインがこの周辺だけ途切れていることがわかります。
江戸川区と市川市、浦安市でいろいろ闘争があったようです。とりあえず現在は東京都でも千葉県でもない「番外地」ということになり、国土交通省が管理しているよう。
気になった方は調べてみてください。
河原番外地を南側から写した図。左手が旧江戸川、奥が江戸川となります。
自身、河原番外地は地元ということで5回ほど(ここから行徳橋を経由して千葉県に入ることを含めれば30回以上…)訪れています。ただし前回の来訪が3年前ということでかなり時が経ってしまいました。
今回は川岸側と内陸側から、中洲の先端を目指してみます。
中洲のほぼ中心部にやってきました。上の写真手前から左を通って奥に伸びる砂利道を進んだあたりです。
さらに奥へ進むと砂利すらなくなります。
この周辺から北側、東側、西側へ道(といってもギリギリ歩ける程度です)が分かれています。まずは東側へ進んでみます。
千葉県側の岸に出ました。奥に見えるのは行徳橋、あの橋の先は「千葉県」という扱いになっています。
こちらは3年前とほとんど変わっていません。コンクリートで固められた堤防(?)と人工的に作られた岩場があります。
今度は西側へ、江戸川区側の岸に行ってみます。
江戸川区側に出る道はこんな感じ。こちらは3年前に比べて広がったような…
旧江戸川(江戸川区側)に出てみました。前方に京葉道路が見えます。
江戸川区側はブロックの形状が特徴的。板に石をのめりこませたような形状をしています。3年前はこんな形だったっけ…?
しかし崩れている個所がいくつかありました。増水などの影響でしょうか。
途中からブロックの形状が変わります。
川沿いを歩いて先端を目指してみます。
「河原番外地」の先端に到達しました。
先端付近は増水時に水流が陸地に上がるのを防ぐために木材が植わっています。3年前に比べて本数が増えていますね…
ローアングルで撮ると不思議な雰囲気。川が分岐する最前線というのもなかなか面白いですが、その場所が「何県でもない」というのも不思議。
ちなみに対岸から見てみるとこんな感じ。ある程度整備されてるけど人里から隔離された感があります。
ちなみに先端から内陸側の道はこんな感じ。先端側は結構道として成り立っています。
が、少し進むと道がなくなります。
3年前はくっきりと道ができていたのですが、今は草を掻き分けないと先へ進めない状況になっていました。先端へのアクセスは川沿いが便利です。
旧江戸川(江戸川区側)から水門を絡めて。すっかり空も夏の様相を呈していますね。
散策を終えた後はしばらくここで小休止。この日は風が少し吹くもののとても心地の良い気候でした。小さな干潟に打ち寄せる川水を見るのもまた一興…。
気が付けば単に写真を並べてなんかほざいてるだけの記事になってしまいました()
外出自粛期間ということで、繁華街や遠くに出かけることができません。写真を撮りに公共交通を利用する…というのも憚れるご時世です。
でもこうしてみると、意外と地元でもリフレッシュできる場所があるのだと実感させられます。家で正直退屈な暮らしが続いている今日この頃ですが、ほんのちょっとだけ外の空気を吸ってみる(もちろん他に人がいない場所で!)のも良いですね。
以上です。
閲覧ありがとうございました!